日本国内に登記されている組織だけが登録(取得)することができる「属性型JPドメイン」は、以下のように組織の属性によって定められています。自社の法人格が株式会社であれば、「○○○○○.co.jp」というドメインを履歴事項全部証明書の内容に沿って登録(取得)することができます。
- co.jp ・・・ 株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社、相互会社など
- or.jp ・・・ 財団法人、社団法人、医療法人、特定非営利活動法人、農業協同組合など
- ac.jp ・・・ 学校法人、高等教育機関など
- go.jp ・・・ 政府機関(各省庁)、独立行政法人など
URLとドメインの違いについて
URLは、インターネット上の住所(ウェブサイトや特定のファイルの場所を示すアドレス)になります。例えば弊社のURLは、“htpps://www.office-88.co.jp/”です。その中で「office-88.co.jp」という文字例がドメイン(ドメインの種類は属性型JPドメイン)と言われている箇所になります。下の図のように「office-88(オフィスパパ)」が法人格を除いた商号、「co」が組織の属性、「jp」が国を指しています。
属性型JPドメインがもつメリット
属性型JPドメインは、誰でも自由に登録(取得)できる汎用ドメインとは異なり、日本国内に登記されている組織であること、なおかつ1組織につき1つだけという制限があります。また、申請手続きの際には、株式会社日本レジストリサービス(略称:JPRS)による厳格な審査があります。そのようなことからドメイン自体が組織の実在証明になり、属性型JPドメインが入ったコーポレートサイト(企業・団体の公式ウェブサイト)のURLやメールアドレスに対して、対外的にも高い信頼性と安心感がもたれるのではないでしょうか。